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第118回 リボ払いとは?(2012年06月23日)

Q.リボ払いで今まで支払ってきましたが、いまいちどんな返済方法なのかよくわかりません。分割払いとはどのように違うのか教えてください。

A.リボ払いは消費者にはわかりにくい返済法ですね。今回を機にしっかり覚えましょう。

 リボルビング払い、通称リボ払いと呼ばれる返済方法は、テレビCMなどでもよく見かけますね。カードローンの返済方法では多くのカード会社がこのリボルビングシステムでの契約を行っています。それではこのリボルビング払いとはどんなシステムなのか見ていきましょう。
リボルビング払いは基本的に毎月一定の金額を支払っていきます。毎月1万円の設定にすれば、毎月1万円ずつの返済を行いますが、途中あらたに借入れをしても毎月の返済額は変わりません。
 特徴としては、あらかじめ契約で決められた限度額内であれば繰り返し借入れができ、契約で決められた毎月の最低返済額以上であれば、お金に余裕がある時に好きなだけ返済できる自由返済もあるということです。
 リボルビング払いに対して分割払いは何回かに分けて支払うので、3万円のものを3回払いにするなら月の返済は1万円プラス利息となります。

☆リボルビング払いの注意点☆
・借入額が増えても毎月の返済額が変わらないため、借金をしているという意識が薄れる。結果、知らず知らずのうちに借入を増やしてしまいがちになる。
・借入額が増えると返済期間が長くなり、利息の負担が激増する。
・返済総額が分かりにくく、利息の多さが実感できなくなる。

 リボルビング払いにもいくつか種類があることも覚えておきましょう。
(1)定額方式・・・毎月一定の金額を支払うことで残高の合計金額を減らしていく方法
(2)定率方式・・・毎月〆日における借入残高を確定し、それに対して一定の利率をかけていくもの。
(3)残高スライド方式・・・毎月の返済日において、借入残高を確定し、その借入残高に応じ、段階的に返済額や返済定率を変更していく方式
 現在多くの会社が(3)の残高スライド方式を取り入れています。

アコム
定率リボルビング方式
オリックス銀行
残高スライド方式
プロミス
残高スライド方式
イオン銀行
残高スライド方式



 リボルビング払いは返済額が少ない為、借りられる枠があるとつい気軽に借りてしまいがちですが、実は分割払いよりも金利が高く設定されていることも多い為、返しては借りるということを繰返すといつまで経っても元金が減らないということになってしまいます。
 返済はまず利息にあてられます。なので返済額が少ないと元金はなかなか減りません。元金がきちんと減っているか確認する必要があります。

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この記事担当のFP

二宮 清子 にのみや きよこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
家計の見直し・節約・貯蓄の重要さ、更に運用の必要性を伝え、
強い家計にできるようにサポート、また住宅ローンアドバイザーの資格も取得し、
住宅購入をきっかけにお客様のライフプランのアドバイスを行っている。


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