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第138回 カードローンの住宅ローンへの影響(2012年10月31日)

いずれは住宅を購入するために、住宅ローンを利用する人も多いでしょう。実はカードローンの利用履歴が、住宅ローンを組む時の審査に関わることはご存知でしたか?今回はカードローンの住宅ローンへの影響についてみてみましょう。

<住宅ローンは審査が厳しい>
住宅ローンは、審査が厳しいことで有名です。借り入れる金額も大きいですし、支払いも30年など長期に渡るのが特長。最後まできちんと完済できる人かどうか、念入りに審査されます。
まずチェックされるのは、「年収、勤務先、勤続年数」など。3年以上の勤続年数があり、年収と年間返済額の割合がおおよそ30%であることが基本。完済時の年齢も審査項目にあがります。

<カードローンの影響は?>
一通り属性を確認したら、カードローンやクレジットカードなど、キャッシングの状況を「個人信用情報」というところで確認します。主にチェックされる項目は以下の通り。

・延滞、未返済などの返済トラブル
過去に返済トラブルがあった人は、返済能力を疑われるので住宅ローンの審査に通るのが難しくなります。これを避けるためにも、普段から延滞のないように気をつけましょう。

・現在の他のローン状況(審査や借り入れ金額など)
現在の他のローンの状況を見て、総合的に返済可能か判断されます。カードローンで多額な借り入れをしていると、そもそも金銭感覚や返済能力が疑われ、審査に通らないことがあります。できればローンの完済をしてから住宅ローンの審査を受けたほうが良いでしょう。

・カードローンやクレジットカードの保有枚数など
カードの保有数が多かったり、カードを作成してすぐ解約するなど、不自然な点があると審査が通りにくくなります。カードを作る時は本当に必要か考え、不必要なカードは持たない方が良いでしょう。

<個人信用情報は自分でも閲覧可能>
上記のような個人信用情報は、会社によって異なりますが、発生から5〜10年は記録されます。もし住宅ローンの審査を受ける前にご自身の信用情報が気になるようでしたら、本人であれば情報が開示されるので取り寄せてみましょう。

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この記事担当のFP

松沢 茉莉子 まつざわ まりこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。


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