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第159回 ライフステージに合わせたマネープランを立て、ローンを賢く活用しよう(2013年08月07日)

皆さん、ライフステージに合わせたマネープランは立てていますか?
もちろんライフステージは計画通りに行くものではありません。
車の故障や住宅事情、子供自身の志望、リストラや突然の病気など、変化するのが当たり前。
だからと言って「なんとかやっていけるだろう」と安易に年齢を重ねるのは危険です。
ライフステージによる変化の中には、大金がかかる出来事も多く、「なんとなく」で過ごした結果、大きな借金をせざるを得ない状況になることはよくあります。
現段階で分かる範囲のライフステージに合わせたマネープランを立てておくことが、不要な借金を作らず、賢くローンを活用できるポイントとなります。

<まずはライフステージを考える>
ライフステージと言っても、人によって様々。1人で自活していく人や、家族を持つ人で大きく異なります。
大金がかかるライフステージは以下のようなもの。
・転勤
・転職
・引越し
・住宅(賃貸かマイホーム購入か)
・車の購入
・結婚
・出産
・子供の成長に伴う学費
・親の介護
・老後の生活(生活費の捻出、住宅、医療費など)

ライフステージで勘案すべきことは以下のような点です。
・子供の人数
・配偶者の仕事状況
・兄弟姉妹の中で、親の介護を主に担当する人

以下のような点を考え、現段階で分かる自身のライフステージを考えてみましょう。

<マネープランを考えよう>

@ 未婚の場合
未婚の場合は具体的なマネープランを立てるのは難しいでしょう。
具体的に考えるべきは「仕事」に関わる、転職、転勤、引越しについて。
生活自体変わりますし、大金がかかることなので、例えば転職活動を始める前に転職資金を立てるなど、前もって計画を立てておきましょう。
その他、旅行やレジャー、飲み会や冠婚葬祭などについても前もって臨時貯金をするよう心掛けましょう。
ただ、結婚、結婚後の仕事、子供の数、将来の住宅については、ある程度目安を考えておいたほうが良いでしょう。
結婚する場合には結婚資金がかかります。
いずれしたいと思っているなら、毎月の給料は全額使わずに、貯金をお勧めします。
A 既婚の場合
既婚の場合、仕事に加え、「出産、学費、住宅、車の購入」が関わってきます。
子供 子供にかかる大きなお金は、主に「出産、成長に伴う学費」。子供の数でも大きく変わってきます。
特に大学の学費は1000万かかると言われる一方で、小学校入学時からは学費や小遣いなどで毎月の貯金可能額が減るのが実際の状況。
「学資保険+小学校入学までにある程度の貯金」が、教育ローンや奨学金を使うかの要になってきます。
住宅 住宅は、「どこに住むか、賃貸かマイホーム購入か」で大きく異なります。
特にどこに住むかが重要で、住む場所によって車の購入や通勤・通学費がかかります。
また、マイホーム購入の場合は住宅ローンの関係で、できれば30代の内に決めたいところ。
一番大きな買い物になりますので、早い段階から夫婦で話し合いましょう。
車の購入は、住む場所や子供の数・成長で変わります。
マイカーローンに加え、車検やガソリン、税金や保険などの維持費も高くなり、学費の貯金や住宅ローンの支払いが重なると、毎月の負担額がかなり増えます。
ある程度先延ばしをし、持たないというのも一つの選択。
購入を決めた場合は、維持費に加え買い替えの目安なども換算しましょう。
B 40代以降の場合
40代以降は、「親の病気や介護、自分の病気、自分の老後資金の貯金」などを考え出す頃。
それと供に定年後働くかや、退職金と年金でまかなえる生活費や貯蓄の検討が必要になります。
他にも子供の結婚など、意外とお金がかかることは増えてきます。
前もって個人年金に加入しておくことや、死亡保障重視から医療補償重視へ生命保険を見直すなども検討に入れましょう。

実際に自分のライフステージに合わせてマネープランを考えて見ましょう。

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この記事担当のFP

松沢 茉莉子 まつざわ まりこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。


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