答えて応えて!FP

第186回 収入証明書なしで申し込めるカード(2014年12月24日)

最近、「収入証明書不要で申し込めます」と目立つように書いてある広告を見かけるようになりました。どのような場合、収入証明書が不要なのでしょうか。

2010年6月に施行された貸金業法において、収入証明書をとる場合は以下のように決められています。


貸金業者からお金を借りる場合、誰もが「年収を証明する書類」を提出しなければならないのですか?

規制上は、個人がお金を借りる場合(リボルビング契約の借入枠を設定する場合も含む)、
(1) ある貸金業者から50万円を超えて借りるとき
(2) 他の貸金業者から借りている分も合わせて100万円を超えて借りるとき
のどちらかに当てはまれば、「年収を証明する書類」の提出が必要となります。それ以外の借入れであれば、自己申告に基づき年収を確認することとなります。

(金融庁ホームページ「貸金業法Q&A」より抜粋)


貸金業法では、1社からの借入額が50万円超の場合に収入証明書の提出を義務づけています。すなわち、利用限度額が50万円を超えなければ、収入証明書なしで申し込める可能性があるということです。

また、貸金業者に対する法律ですので、銀行法が適用される銀行のカードローンは除外となり、収入証明書の提出義務についての明確なガイドラインがないのが現状です。しかし銀行のカードローンでも、100万円を超えるような多額の借入となる場合は、収入証明書の提出が必要になることが多いです。

主な収入証明書が不要なカードローンについてまとめます。

  銀行以外(貸金業法規制あり) 銀行(貸金業法規制なし)
主な会社名・
カードローン名
アコム・プロミス・アイフル・ノーローンなど 三菱東京UFJ銀行カードローン
新生銀行カードローンレイク
楽天銀行カードローンなど
収入証明書不要
の条件
1社の利用限度額が50万円未満
他社含めた借入額が100万円未満
※明確な金額の記載がない会社もあります
利用限度額100万円未満など
※楽天銀行のみ、利用限度額200万円未満

(※)平成25年4月時点


貸金業法の規制がある消費者金融などは、ほとんどが利用限度額50万円未満で収入証明書不要としていますが、明確な金額の記載がない会社もあります。

銀行のカードローンは、ほとんどが利用限度額100万円未満まで収入証明書不要としていますが、楽天銀行スーパーローンが2013年1月より収入証明書不要の金額を200万円まで引き上げました。金額が大きくなると金利も下がりますが、その分抱える借金も膨らむ可能性があがることを忘れないようにしましょう。

収入証明書が不要のカードローンでも、利用条件には必ず「原則安定した収入があるお客さま」「本人に収入がなくても配偶者に安定した収入のあるお客さま」といった文言が記載されています。申し込み時には職業や年収など自己申告で記載し、どのカードローンでも申告に基づいた審査がありますのでご注意ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事担当のFP

伊藤 亮太 いとう りょうた

2007年11月 スキラージャパン株式会社設立。取締役に就任。
東京スクールオブビジネス非常勤講師(ファイナンシャルプランニング)
ファイナンシャルプランナーとして活動中


伊藤 亮太 人気記事

他の方法でローンを探す

FP記事紹介

ページの先頭へ