答えて応えて!FP

第057回 支払いの延滞や使い過ぎを防ごう(2011年12月02日)

利用時よりも、返済時の利便性を重視する

仕事に、趣味に、と忙しい日々を送っていて、気が付けば便利なクレジットカードやカードローンの利用が増えたという方は多いと思います。今はインターネット上でも簡単にカードローンを組むことが出来ますし、何種類ものクレジットカードを保有していると言う方も多いでしょう。以前よりキャッシング利用の壁が低くなってきています。


キャッシングは、利用する時は手軽で簡単なのですが、その分複雑なのが、返済です。複数のカードやカードローンを利用することで、支払日が月に何度もあったり、引き落とし口座が分散されているという方が多く見受けられます。返済は毎月のことなので、管理しきれずに残高不足で返済が遅れてしまうこともあるでしょう。


「支払いが遅れても、面倒だけど手続きをすればいい」とは簡単に考えない方が良いでしょう。支払いを延滞すると、信用情報機関に情報が登録され、自分の信用力に影響が出ます。将来他の、例えば住宅や車のローンを使用する際に、支障をきたすこともあります。手軽で便利だから、とやみくもにキャッシングを利用するのではなく、返済の延滞を防ぐためにも、きちんと自己管理しましょう。


自己管理のポイント

キャッシングの自己管理では、簡単なショッピングも含めたクレジットカードとカードローンの利用を見直しましょう。使いやすさに加え、「返しやすさ」を主に重視しましょう。カードを使うのは買い物の時だけですが、返済は数ヶ月、数年に渡って、毎月必要な手続きです。忙しい日々の中で、返済を忘れてしまうことも十分にありえますので、なるべく「まとめる」ということを念頭に起きましょう。まとめることで、返済時の延滞だけでなく、利用時の使い過ぎも防ぐことができます。

自己管理のポイントをご紹介します。


・下の表のように、カード会社から残存期間まで、キャッシング内容を書き出します。

・一番利用するカードやカードローンを、なるべく一つに決めましょう。クレジットカードなら、よく利用する会社やポイント還元率などで比較してみましょう。カードローンなら、利用しやすい場所に店舗がある会社やインターネットなど、使用頻度や金額に応じて決めましょう。

・引き落とし口座をまとめましょう。口座間でのお金の振り替えは避けましょう。

・今返済している金利を再確認しましょう。金利は会社によって違います。金額を少なめに、複数の会社を利用していると、金利の感覚がアバウトになりがちです。

会社

引き落とし
口座

返済日
(毎月)
返済額
(毎月)
金利 総金額 残存期間
○社

A銀行

5日 5,000円 15% 50,000円 00年00月
△社

B銀行

15日 3,000円 20% 20,000円 00年00月
□社

C銀行

25日 5,000円 18% 100,000円 00年00月
おまとめローン

D銀行

25日 10,000円 15% 170,000円 00年00月


現在返済している複数のローンには、「おまとめローン」がオススメ

今後のキャッシングの利用はまとめることができると思いますが、変更できないのが、現在返済中の今までのキャッシング分。表にしてみると、金利や返済日、返済口座にバラつきが見られると思います。現在返済中のキャッシング分をできるだけまとめるための方法の一つに、「おまとめローン」があります。

「おまとめローン」とは、複数のキャッシングを一本化することができるローンです。返済日が一つになるので、自己管理しやすくなります。中には、現在の金利よりも低い金利にすることができれば、総支払額を減らす機音ができる可能性もあります。「おまとめローン」を調べてみてください。

 

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この記事担当のFP

松沢 茉莉子 まつざわ まりこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。


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