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第099回 カードローンの金利について(2012年04月05日)

カードローン会社を選ぶときに、みなさんが一番重視するのが「金利」でしょう。
パーセンテージだけを重視しがちですが、自分が実際にいくら利息を払っているのか分からないという人も
多くいらっしゃいます。金利については、正しい理解が必要です。


<金利とは>

キャッシングやカードローンを組む際に、「金利、利息、利子」という言葉を頻繁に見かけると思います。
それぞれについて詳しくみていきましょう。

「利息」とは、お金を貸し出す際につく手数料のようなもの。貸金業はもちろん商売ですので、お金をただで貸すわけにはいきません。返済時には、「元金+利息=総返済金額」を返済する必要があります。利子は利息と同じ意味です。

カードローンの広告でよくみかけ、皆さんがローンを比較する際に参考にするのが「金利」。会社によっては「実質年率」とも表示されていますが、どちらも意味は同じ。「元金に対してかかる利息」の割合をさします。


<実際に支払う金利の計算方法>

「金利」や「実質年率」は、1年間借りた場合にかかる利息の割合を表示しています。
実際は、「日割り計算」で利息がつきます。借りた日数分だけ、利息がかかる仕組みになっているんですね。

実際に支払う利息の計算方法は、以下の通り。

「利息=元金×金利・実質年率×借り入れ期間(○/365日)」


例えば元金10万円を、実質年率15.00%で、3ヶ月間(90日)で借りた場合、

10万円×15.00%×90/365日=3,698円となり、

利息3,698円、総返済金額=10万3,698円となります。


なお、支払い途中にあといくら利息がかかるか計算したい場合は、元金の部分を「借入残高」に変更して計算して下さい。


<金利の注意事項>

1、上限金利をチェック

平成22年6月からの改正貸金業法では、貸金業者の上限金利を、年利15〜20%に変更しました。
カードローンを組む際、これ以上の金利が書かれている場合、不当な金利となります。これらの業者からの借り入れは、
絶対にしないようにしましょう。


2、賢い返済の仕方とは

「借りた日数分だけ、利息がかかる」と書きました。つまり毎月の返済額を減らして、借り入れ期間を増やした場合、毎月の負担は少なくて一見楽のようですが、その分利息も増えるので総返済金額は増えていることになります。

例えば上記の計算式を、半年(180日間)での返済に変更するとします。

10万円×15.00%×180/365日=7,397円

利息7,397円、総返済金額=10万7,397円となり、利息の負担率がかなり上がります。

ここからも分かるように、賢く返済するためには、無理のない範囲内で早めに完済した方がよいでしょう。

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この記事担当のFP

松沢 茉莉子 まつざわ まりこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。


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