Q.家計簿をつけてるのに、何も変わりません。
今年こそちゃんと貯金をしたいと思っているのですが、何かポイントがありますか?
A.貯蓄と節約の意識を高めるために家計簿を利用していきましょう。
今年こそ、貯金をする!
今年こそ家計簿をつける!
などの決意を立てたかたも多いのではないでしょうか?
貯蓄を増やすにも家計管理として家計簿は必須アイテムと言えるでしょう。
それでは、何のために家計簿をつけるのでしょうか?
おそらく貯蓄を増やしたい、支出を減らしたいという思いでつける人が多いのでは、と感じます。
・なんの為の家計簿?
家計簿をつける最大のメリットは2つあります。
1つは現状把握ができるということ。
まずは、何にいくら使ってるのか把握することが必要です。
毎月、何に使っているかわからないという人は、
お金を大事に扱っていないということと同じです。
もう1つは、支出をコントロールできるようになるということ。
現状が把握できたら、無駄も見えてくるので、やりくりしやすくなってきます。
つまり家計簿は支出を減らすためには欠かせない存在といえます。
ツけているけれど何も変わらないという人は、家計簿をつけることが目的になり、もっと大事な貯蓄や節約の意識を
高めることを、忘れてしまってるといえるでしょう。
家計の無駄を見つけるのに、家族や友人、又はFP等のプロに見てもらうのも一つの手段です。
1か月きちんと続けることができたら、まずは自分を褒めてあげましょう。
そして家族が働いてくれていること、収入があることに感謝し、大事に使っていくことを身に付けていきましょう。
・毎月いくら貯金するか目標を決める
収入の中から、一般的には1割~2割を貯蓄に回すのが妥当とされていますが、そこは個人差があって良いと感じます。
子どもがいる世帯は1割かもしれませんし、シングルや共働き方は3割以上できる場合もあるでしょう。
この場合も毎月生活費にいくら位使っているのか把握できていれば簡単に貯蓄に回せる金額ははじきだせると思います。
その時に上手に貯めるポイントとして2つ紹介します。
■給与振込み口座から天引きされるように銀行で定期積立をする
先取り貯金をして、残ったお金で生活する。
残ったお金を貯金しようと思ってもなかなかできないので、先取り貯金をぜひ行なってください。
■少し肩の荷が重いかなという金額設定
現在、毎月2万円を貯金しているとしたら3万円にしましょう。
やってみる前から「それは無理」と諦めずにとにかくやってみるのです。
意外とできるものですよ。
1万円お給料が減ったと考えてみましょう。きっとその中でやりくりして生活していくはずです。
1年間つけたら決算を行います。(下図参照)
それを夫婦や家族で確認しましょう。
きっと「こんなに使ったのか」とびっくりするはずです。使い過ぎたモノは何か?改善すべき点はどこか?話しあいましょう。
このように夫婦や家族で定期的に確認し話し合う事は、子どもの教育費やマイホーム資金、
老後資金など大きなお金を準備する為にも大事な事です。
1、いくら収入があった? 2、何に、いくら使った? 3、いくら貯蓄できた? |