カードローンには、数多くの種類があります。
ここではカードローン会社を選ぶときに注意すべきポイントをご紹介します。
カードローンの種類
カードローンは、大きく分けて三種類あります。
・銀行カードローン・・・三大メガバンク、信託銀行、地方銀行、ネット銀行、農林中金など
・信販系カードローン・・・信販会社、クレジット会社など
・消費者金融会社の銀行系カードローン
それぞれの特徴と、選ぶ際のポイントをみていきましょう。
借入額 | 金利 | 審査 | |
---|---|---|---|
銀行カードローン | 年収の3/1以上 | 低い | 厳しい |
信販系カードローン | 年収の3/1以下 | 中 | 中 |
銀行系カードローン | 年収の3/1以下 | 高い | 緩い |
ポイント1・借り入れ金額
まずはじめに、借り入れ予定額からカード会社を決めましょう。
2010年6月から総量規制という法律が導入されました。
これにより、一般的な信販系カードローンと
銀行系カードローンでは、年収の1/3以上の借り入れが出来なくなりました。
しかし例外として、審査の厳しい銀行カードローンでは、年収の1/3以上でも借り入れが出来ます。
年収の1/3以上の借り入れの場合、自然と銀行ローンに決まります。
ポイント2・金利
カードローンの魅力は、いつでもどこでも借り入れできる手軽さ。
その分ほとんどのカードローンは無担保なので、金利は高めに設定されています。
審査基準も厳しく、審査に時間がかかる分、銀行カードローンは総じて金利が低めです。
利便性には欠けますが、急に資金が必要ではない場合は銀行カードローンが良いでしょう。
金利は借りた金額に上乗せして支払う金額です。
借りる時の便利さばかりに目がいき、返済に苦しむということはよくあります。
急に借りる場合でも十分に他社比較をし、できるだけ「低金利」で借りるようにしましょう。
また、
ブライダルや介護、カルチャースクールなど、使途が決まっている場合は、
一度その名の付いたローンを探してみてください。使途が決まっているローンを、目的別ローンと言います。
カードローンより手続きに時間がかかり、追加借り入れは出来ないのですが、低金利で借りることができます。
ポイント3・安全性
カードローン会社を選ぶ際に気をつけたいのは、「安心して借りることができる会社を選ぶ」ということです。
返済は、時には数年に渡って、毎月行います。借り入れから返済までの期間に、何が起こるかわかりません。
無理のない返済を計画すると共に、安心して借り入れができる会社を選びましょう。
安心できる会社としては、やはり大手銀行や消費者金融がいいでしょう。
知名度が高い会社の方が、厳しく取り立てられることはありません。
その他のポイント
その他にカードローン会社を選ぶ際に検討すべきポイントを挙げます。
・審査にかかる時間・・・すぐにお金が必要な場合は、審査に時間がかかると間に合わない可能性があります。
はじめに確認しておきましょう。
・土日祝日や年末年始の融資・・・継続的にカードローンを利用する場合、
お金が急に必要になるのはどちらかというと平日より休日の方が多いです。休日でも融資が受けられるかを確認しましょう。