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第045回 金融資産を「目に見える化」して、効率的に管理しよう。(2011年10月25日)

全金融資産の把握
自分の保有資産をきちんと把握せずに、新たにキャッシングやローンを組んだり、資産運用をはじめる方は多くいます。
まずは現在自分が保有している金融資産を確認することからはじめましょう。
似たような金融商品を保有していたり、何年も動かしていない資産があったり、見直すべきポイントは意外と多くあるものです。現状を把握し、金融資産を「目に見える化&シンプルに管理」しておくことで、効果的に管理でき、余計な支出を防ぐことができます。全金融資産を把握するためには、表にして詳しくまとめておきましょう。表の作成例をご紹介します。

金融商品 金融機関 名義 金額 使途予定 備考

資産

 

 

     

普通預金

銀行 300,000 未定  

定期預金

銀行 500,000 未定 満期:年月日(金利○%)

定期保険

保険 1,000,000 未定 満期:年月日

株式

証券 1,500,000 未定 相続

負債

         

キャッシング

カード 1,000,000   リボ払い:10,000円/月

住宅ローン

銀行 10,000,000   完済:年月日(金利○%)


まずは、金融商品ごとに金額を並べていきましょう。株式・債券などの投資商品(時価)や、保険、ローンなどの負債まで、全ての金融資産を記入して下さい。預金や定期などの現金は、使途予定があれば明記しましょう。

チェック・ポイント
全金融資産を改めて表にしてみることで、資産のかたよりや修正の必要な部分が見えてきます。
以下のポイントをチェックし、リストアップしましょう。
・使途予定に見合った金融商品か。
・定期預金の金利よりも、有効な商品はないか。(他社の定期預金、債券など)
・似たような保険に入っていないか。
・住宅ローンの金利は高すぎないか。
・クレジットカードを持ちすぎていないか。
・ほったらかしの金融資産はないか。(普通預金、相続の株式、数年前に購入した投資商品など)

見直し
チェックした後は、金融資産の見直しをしましょう。見直しの方法をいくつかあげます。
車の購入や子供の入学など、ライフプランは常に変わるので、定期的に見直すようにしましょう。

・使途に見合った金融資産
使途予定を明確にし、それに見合った金融資産にしましょう。
使途予定のない普通預金は、定期預金や投資商品など、他の金融商品に変えましょう。
また相続した投資商品を、いざという時のあてにする方もいますが、価値が変動するので確実ではありません。
・資産分散
現代においては、一つの資産に比重を置くことは危険です。普通預金や定期預金の比重が多い場合は、他の金融商品に分散しましょう。外貨や、投資信託など、投資しやすい金融商品を視野に入れると良いでしょう。
・まとめる
類似した金融商品はまとめましょう。加入している保険の内容を、再度確認してみましょう。
また複数のローンに加入している場合は、「おまとめローン」を利用すると、返済日が月に一回になり、
金利が低くなる可能性もあります。クレジットカードも一つにまとめた方が、ポイントもたまり、使い過ぎを防ぎます。
・買い替え
他社の商品と比較し、よりよい商品があれば、買い換えましょう。

家族で共有する
金融資産の見直しは、夫婦で行うようにしましょう。
いざという時に、配偶者のどちらかしか全金融資産を把握していないというのは、とても危険です。
お金の管理に苦手意識を持つ方も多いようですが、大事なお金のことですから、夫婦で情報を共有しておきましょう。
また、ローンやキャッシングについては、お互いにルールを作っておくと、無駄な出費を防ぐことが出来ます。

 

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この記事担当のFP

松沢 茉莉子 まつざわ まりこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。


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