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第046回 大きな出費にカードローンを活用!(2011年10月29日)

比較的大きな出費がある場合、皆さんならどう対応しますか?現預金でお持ちの方であれば支払いに困ることはないかもしれません。しかしどうでしょう。予期せぬ出来事等により急にまとまったお金が必要となったときに、現預金からおろしたくない場合もあるでしょう。また、現預金ではまかないきれない場合もあると思います。こうした時に、カードローンを知っておくと対応に困らなくて済む場合もあるといえます。


カードローンにも様々ありますが、住信SBIネット銀行の場合、上限金利であっても年利10%となっています。一方、クレジットカードで買い物をし、分割払いにした場合、15%前後の金利が付く場合が多いようです。


もちろん、必ずしもカードローンの方が得になるとはいえませんが、上記の場合であれば、一般的なクレジットカードと比較して年利で5%ほどの差がでてきます。つまり、カードローンの方がクレジットカードの金利よりも低い場合もありますので、使い方によってはクレジットカードよりも利息が軽減できる可能性があるのです。


普段、クレジットカードを抵抗なく使用されている方も多いと思いますが、カードローンについてはまだまだ抵抗がある方も正直多いのではないでしょうか。しかしながら上記の例をみてもわかるとおり、カードローンの方が有利な場合もあります。急な出費の場合には、クレジットカードを使う手もありますがカードローンによる方法もあることを記憶しておきましょう。


なお、急な出費に備えたカードローンの選び方としては、下記のような点がポイントになるかと思います。


<急な出費に備えたカードローンの選び方のポイント>
@時間のないときはすぐに回答がでるカード会社を選ぶ
このコラムをお読みの方の中には、今すぐなんとかしたい、そうお思いの方もいらっしゃると思います。そうした方の場合、来店不要、審査時間30分といったところもありますので、スピードで選ばれるとよいでしょう。その際、審査時間が非常に短いカード会社は結構ありますので、金利など他の面も見ておく必要があります。審査時間が短い場合には金利が高いなど、他の点でデメリットがある場合があります。

A金利は低いものを選ぶ
審査にもよりますが、金利が低い銀行系のカードローンを選択されるとよいと思います。返済時の金利負担も軽減できます。

Bご自身にあった返済方法を選ぶ
カード会社によっては、全国のコンビニなどのATMなどで返済ができる会社もありますし、自動的に口座引き落としとなるタイプ、振込による返済など様々な返済方法があります。振込の場合、場合によっては振込手数料がかかることもありますので、ご自身にとって利便性の高い返済方法があるようなカード会社を選択されるとよいでしょう。


急な出費に備えて、事前に対応したいと思われている方は、上記のような点を考慮しながらカードローン選びを検討されるとよいでしょう。クレジットカードよりも賢く効率よく返済も可能となるかもしれません。

 

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この記事担当のFP

伊藤 亮太 いとう りょうた

2007年11月 スキラージャパン株式会社設立。取締役に就任。
東京スクールオブビジネス非常勤講師(ファイナンシャルプランニング)
ファイナンシャルプランナーとして活動中


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