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第100回 賢い返済計画とは(2012年04月08日)

借り入れをするからには、滞納することなく、できればお得に、賢く返済をしたいものですよね。
ローンを賢く返済する方法をご紹介します。


<無理のない金額で>

月々の返済金額で無理をしてしまうと、いずれ返済できなくなる可能性が高まります。
病気や飲み会、冠婚葬祭など、予想外の出費は意外と頻繁に起こるもの。ローンの返済は、長期に渡ることがほとんど。
先のことを考えて、無理のない返済計画を立てましょう。


<返済期間は長引かせない>

無理のない金額で、と書きましたが、返済金額に余裕を持たせすぎても、損をする可能性があります。
借金は日割りで利息がつきますので、返済期間が伸びれば伸びるほど、利息も増えていくんですね。
例えば少額を借りた場合、可能なら先の予定を見て、早めに返済してしまいましょう。
金額が大きい場合も、無理のない範囲内で早めの返済をお勧めします。


<繰上返済>

ローンは日割りで利息がつくので、早めに完済することをお勧めしましたが、その手段の一つとして、「繰上返済」という方法があります。「繰上返済」とは、ボーナスなどで余裕資金ができた場合に返済をすること。毎月の返済金額の内訳は「元金+利息」ですが、繰上返済に充当されるのは「元金のみ」となっています。そのため、「繰上返済」を利用すれば元金が減りやすく、予定より早めに完済でき、総支払い金額も下げられます。

注意したいのが、「繰上返済」をしても、毎月の返済金額はいつも通り払う必要があるということ。
毎月の支払い金額の他に、可能な範囲内で「繰上返済」を行いましょう。


<複数のローンがある場合>

ローンを複数抱えていて、繰上返済を利用したい場合には、金利が高くなるものから優先的に返済するようにしましょう。
金利の高いもの、返済期間の長いもの、借入残高が多いものを中心に、返済することをお勧めします。


<返済が困難になった場合>

不測の事態というのは、いつでも起こりえるもの。入院してしばらく仕事を休む必要が出た、毎月の給与がカットされた、
親が入院して介護が必要になったなど、収入が大幅に減ったり、思わぬ大きな出費が増えることはないとは言えません。

不測の事態が起こり返済が難しくなった場合、他のローンからお金を借り、元のローンの返済にあてるということだけはしないで下さい。翌月以降には、両方の返済が必要になるので、さらに返済は厳しくなる一方。
複数の会社への返済が出来ない「多重債務者」になる可能性が高くなります。


不測の事態が起きた場合、すぐにローン会社に相談し、返済方法の見直しを相談しましょう。このような事態に備えるためにも、はじめから相談を聞き入れてもらいやすい、優良な会社でローンを組むことをお勧めします。

相談しても無理な場合、調停を申し立てる、弁護士に相談するという方法もあります。

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この記事担当のFP

松沢 茉莉子 まつざわ まりこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。


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