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第121回 カードローンの返済方法(2012年07月04日)

カードローンは借りる時は一瞬ですが、返済には長い期間がかかります。時には年単位でかかる返済ですから、自分に合った返済方法を選ぶことをお勧めします。ここではカードローンの代表的な返済方法をご紹介します。

<返済方法の種類>
「お支払いはリボ払いで」というCMを耳にする人も多いでしょう。カードローンの返済方法は、「リボルビング方式」が一般的となっています。他にも「元金均等方式」「元利均等方式」などの返済方法があります。それぞれ詳しくみてみましょう。

<「リボルビング方式」とは>
「リボルビング方式」は、正しくは「残高スライドリボルビング方式」と言います。毎月「元金+利息」を合わせた一定額を、返済していく方法です。 返済金額が決まっているので、家計管理がしやすいのがメリット。一方で返済期間によっては、支払う利息が多くなるというデメリットを持っています。毎月の返済は無理のない返済が原則ですが、ボーナスなどで余裕の出来た時は、繰上げ返済の検討をお勧めします。

「残高スライドリボルビング方式」には、詳しく見ると、「残高スライド元利定額リボルビング方式」「残高スライド元金定額リボルビング方式」「残高スライド元利定率リボルビング方式」があります。それぞれの特徴をみてみましょう。

「残高スライド元利定額リボルビング方式」
借入残高によって、毎月の返済額(元金+利息)が変動するスタイル。最も利用されている返済方式です。

「残高スライド元金定額リボルビング方式」
借入残高によって、毎月の返済額に含まれる元金部分が変動するスタイル。

「残高スライド元利定率リボルビング方式」
借入残高によって、毎月の返済額に含まれる利息部分が変動するスタイル。

<元金均等方式とは>
元金均等方式は、「借り入れ金額÷返済回数=毎月の返済額」となるスタイル。利息部分が、借入残高によって変わります。返済金額が減れば、加算される利息も減るので、他に比べて利息を低く抑えられるのが特徴的です。全体の返済額を考えると、お得な返済方法です。

<元利均等方式とは>
元利均等方式も、「借り入れ金額÷返済回数=毎月の返済額」となるスタイル。
元金均等方式と異なるのは、利息が最初に決定されている点。最初から、返済金額や利息が目に見えてわかりやすいというメリットがあります。

<自分に合った返済方法を>
お得な返済方法は「元金均等方式」。無理のない範囲での返済と考えると「リボルビング払い」がお勧めです。返済は長期にわたるものですので、自分の資金やライフスタイルに合わせた返済方法を選びましょう。返済が延滞すると信用情報に記録されますので、あくまで「無理のない返済計画」が重要です。

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この記事担当のFP

松沢 茉莉子 まつざわ まりこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。


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