答えて応えて!FP
第171回 消費税が上がる前にすべきこと !(2014年05月08日)
消費税が段階的に引き上げられる消費税増税法案が可決・成立し、現行5%の消費税率は、平成26年4月に8%、平成27年に10%へ2段階で引き上がられる見通しです。
そこで気になるのが家計への影響で、消費税関連法の成立をきっかけに家計を見直そうとするご家庭が増えています。2014年4月に消費税も8%になると税率は3%上昇し、約20万円の生活費だと約6000円の負担増になります。早いうちに家計を一度見直すことで、消費税がアップしても家計のダメージは少なくてすみそうですね。
家計を見直すには、食費の様に毎月変わる変動費よりも、毎月一定額が引き落としされる固定費を見直した方が効果は高いと言われます。
■主な固定費の見直し
☆保険料
現在加入している保障内容や保障額が必要かどうか検討。保険料も毎月払いを年払いに変更することで割引できる。
☆住宅ローン
低金利のため借換えすることで諸経費含めても月々・総支払総額が減るケースがある。
☆公共料金(通信費)
携帯電話の料金プラン見直しやお得プランの利用で通信費の削減へ !
消費税負担が増えて益々手取り収入も上がりにくい中、いかにして現役世代の収入で自分年金を作るかは大事になってきます。消費税増税前に一度家計をチェックして、改善できるところは見直してみましょう。
この記事担当のFP
水野 圭子 みずの けいこ
ファイナンシャル・プランナー
CFP(r)(日本FP協会認定)
1級FP技能士
K'sプランニング 代表
一般社団法人あんしんLifeコミュニティ 代表理事。
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