結婚が決まって幸せな気分を感じると同時に、気になるのはやはりこれからかかるお金のこと。結婚費用は、挙式費用だけでなく、婚約・結婚指輪や結納、新婚旅行、新居費用など、人によって違いますが、平均約400万円かかるとも言われています。

その資金の捻出が貯蓄していれば問題ないですが、捻出できない場合には、お互いの両親に借りるか、なんとか親に頼らずに自分たちでやりくりするかと思います。式場への支払いも原則先払いですし、たとえ式場でお祝儀をもらえたとしても、事前にお金を用意しておく必要があります。そんな中にいざローンで資金調達する場合のブライダルローンの利用について見てみましょう。

ブライダルローンは、用途を結婚式関連費用の他、新婚旅行や新居などの費用に限定しているのが特徴で、多目的ローンの一種です。「使途が特定されているローン」のため、「使途が自由なローン」であるフリーローンよりも、金利などの条件など良くなっております。しかし、最近はブライダルローン以外でも、金利条件の良いカードローンなどが使われるケースもあるようです。

■ブライダルローンとして利用できるローンの一例

ブライダルローンや他ローンがたくさんある中で、借入額や借入期間が定まらないことには、金利差などの比較がしにくいでしょう。まずは結婚に関連しての資金がどの位必要かを話し合い、返済計画を立てることで、少しでも条件の良いローンを探すことができるかと思います。

結婚は一大イベントですが、盛大にする分お金もかかってきます。 これから夫婦二人の生活が、結婚だけでお金を使い果たして大きな負債からのスタートにならないようにしたいものですね。

• 第125回　結婚する前に決めておきたいお金のルール　（2012年08月01日）
• 第127回　リフォームローンを知ろう！　（2012年08月15日）
• 第130回　金利について把握しよう！　（2012年09月04日）