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第144回 即日融資のカードローン選び(2012年12月11日)

給料日前でちょっとお金が足りなくなりそう、飲んでいる途中で帰りのタクシー代が足りないことに気づいたなど、すぐお金が必要な場合は多々あるものです。そんなときお金がすぐに借りられる即日融資はうれしいものです。そこで即日融資ができるカードローンを選ぶ際に大切なポイントを紹介します。

■貸付時の形式を調べる
即日融資と言っても、その形式は会社によってさまざま。振込やATM、店舗といろいろな形式があります。急いでいるときこそ、最短で借りられる会社かどうかよく調べましょう。

■借入を着実にするなら複数社に申込みを
カードローンは、会社によって審査基準が違います。同じ系列であれば一緒だったりしますが、銀行と消費者金融は全くといっていいほど違います。「どうしても今日中に借入れしたい」という場合は、複数の会社に申込みをしておくとよいでしょう。 複数社に申込みをして全部審査が通ったとしても、借入をしなければ借金にはなりません。逆に1社しか申し込んでいなくて、万一審査に通らなかったらまた次の審査を待たなければいけません。そういったことが起きないように予め複数の会社に申込みをしておくのです。また、複数社で借入するのであれば、「消費者金融」「信販会社」「銀行」といった順番がよいでしょう。 会社にもよりますが、専業の消費者金融は融資までのスピードは早いのが特徴です。さらにATM等で申込みをしても、通信回線で会話をしながら申込みができるし、何より30分程度で借入までがすんでしまうのは、急いでいるとき非常に助かります。

■いろいろ心配な方は店舗へ
審査や手続きなどが心配な方は、店舗へ出向くのがお勧めです。店舗では実際に店員が対応してくれるので流れも分かりやすくスムーズに借入までできます。また、細かい内容も直接質問できるので、不安も解消し安心して借入できます。

■人と会いたくない人は振込を
人に会いたくない、店舗がないといった方は、振込型がお勧め。銀行口座を持っていることが前提になりますが、審査が通れば、多くの会社がその日のうちに振り込んでくれます。

■即日融資の注意点
申し込みのタイミングにより、会社によっては即日融資が難しい場合があります。特に銀行系のカードローンは、即日融資には完全対応していない場合が多いのが現状です。その場合は、24時間365日いつでも利用可能の会社を探すことになります。ただし、24時間申込可能とあっても、これは申込だけの話で、WEBや電話等即日融資を受けるには、「○○時までに契約完了すること」という条件があるので注意してください。

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この記事担当のFP

菅田 芳恵 すがた よしえ

2005年 グッドライフ設計塾開業。
CFP(日本FP協会上級フィナンシャルプランナー)、
1級FP技能士として、コンサルティングや執筆、講演活動で活躍中。


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